ドッグフードはじめてガイド

仔犬にドッグフードをあげる回数は?

子犬が産まれてすぐは母乳で育てますが、生後1か月くらいになり離乳期を迎えると、ついにドッグフードデビューの時期がやってきます。
今回は離乳期から成犬になるまでの、ドッグフードの与え方と回数についてです。

生後1か月~

歯が生え始め、母犬が母乳を与えるのを嫌がるようになると、いよいよ離乳食が始まります。
子犬用ドッグフードをぬるま湯で充分にふやかして、粥状になったものを一日に4~5回。
市販では、ペースト状や粉末状の離乳食もあります。

生後2か月~半年

成長期で、最も食欲旺盛な時期です。
ドッグフードは多少食感が残るほどにふやかす時間を短くするか、ふやかしたドッグフードに固形のフードを混ぜるなどして慣らしてください。
そうして徐々に固形物に近づけていきます。
このころから、食事の回数も減らしていきます。
5回から4回、4回から最終的には3回までに、段階的に減らします。

生後半年~8か月

このころにはほとんど固形のドッグフードが食べられるようになってきます。
ほとんどふやかさず与えるか、固形のフードの割合を多くしていきます。
食事の回数は、成犬と同じように3回から2回に減らします。

8か月~

小型犬であれば8か月くらいから成犬といえます。
ふやかさず、そのままの成犬用ドッグフードを与えるようにします。
成犬と同じ扱いとして、食事は1日に2回です。
子犬用ドッグフードから成犬用ドッグフードへと切り替える必要があるのですが、新しいドッグフードへと切り替える時にいくつか注意してほしいことがあります。
まずは、新しいドッグフードは良質なものを選びましょう。
参考URL http://josef.boy.jp/zai.html
上記サイトにも載っていますが、ドッグフードには非常に多くの種類があるため、中には人間食では使えない肉や添加物が含まれている粗悪なドッグフードもあります。
そのような粗悪はフードをかわいい愛犬に与えないためにも、使われている原料や成分がきちんと表記されているドッグフードを選びましょう。

成犬よりも子犬の食事回数が多いのは、まだ消化器官が発達途中なので、1度に多くの食事を消化しきれないためです。
手間はかかりますが、消化不良を起こしたりすることのないよう、こまめに与えましょう。

給餌量さえ適切であれば、成犬になってからも食事の回数を減らさなくても、問題はありません。
ただ、1日に2~3回くらいの食事に慣らしておけば、家を留守にしがちな飼い主にとっては都合がよいというメリットがあります。