ドッグフードはじめてガイド

低脂肪のドッグフードの利点

室内飼いが増えたことによる運動不足や、ドッグフードなどの食べすぎなどによって、最近は肥満になる犬が増えています。
体重増加が心配な愛犬には、低脂肪のドッグフードがおすすめです。

どんな低脂肪フードを選べばいい?

ただ低脂肪であればいいというわけではありません。
低脂肪かつ「高たんぱく」がキーワードです。

ダイエット中はとくに、肉や魚の良質なたんぱく質を積極的に取り入れることが大切です。
痩せさせようとしている犬に、肉を食べさせることは矛盾していると思われるかもしれませんが、実は肉を食べさせた方が、むしろダイエットに効果が出るのです。

肉や魚から動物性たんぱく質を摂取することは、代謝をアップさせることにつながります。
動物性たんぱく質は、内臓や脳などの他にも、筋肉をつくっています。
筋肉は代謝の役割を果たしていて、摂取したエネルギーを効率よく消費しています。
ですから、筋肉量が落ちると代謝も落ちてしまい、エネルギーを消費しきれなくなると、体内に脂肪として蓄積されてしまうのです。

痩せやすい身体をつくるには、筋肉をつけさせるために、肉や魚を食べさせましょう。
そうして筋肉のもととなるたんぱく質を摂取し、毎日適度な運動をさせ筋肉を鍛えさせることが、健康的なダイエットの基本です。

低脂肪で高たんぱくな食材とは?

ラム、ベニソン(鹿)、カンガルーなどの肉は、低脂肪で高たんぱく、アレルギーを起こしにくく、消化によいなどたくさんのメリットがあります。
これらは、肉の中でもダイエット中の愛犬には最適な肉であるといえます。
また、魚のたんぱく質は低カロリーで低脂肪、肉よりも消化吸収に優れた食材です。
必須脂肪酸を豊富に含み、健康維持にも役立ちます。

肉と魚、どちらを選ぶかは、愛犬の好みやそのドッグフードに使われている他の食材などを総合的に考慮して決めると良いでしょう。