ドッグフードはじめてガイド

ドッグフードを残す時は変えた方がいい?

ドッグフードを残すようになった場合、違うドッグフードに変えてしまったほうが良いのでしょうか? その対応は原因によって異なります。
どのケースに当てはまるかチェックしてみてください。

体調不良

犬も体調が悪い時には食欲がないのは同じです。
いつもはしっかり食べきるのに、ここ数日はドッグフードを残しているというときは、まずは体調不良を疑ってください。
下痢や嘔吐、寝てばかりいるなどの食事以外の時の様子なども観察して、少しでもおかしいと思った時には獣医師へ相談しましょう。

遊び食いしている

食べたり遊んだりを繰り返すなど、最後まで食事に集中できないときには、食事のしつけをし直すことを考える必要があります。
いつでも好きな時に食べられると思っているので、遊びを優先してしまうのです。
ドッグフードを出してから例えば30分以内に食べ切らないようであれば、次の食事までおあずけにするようにし、一度で食べきるようになったらほめてあげるという対応をすれば、残すことはなくなります。
食事と遊びの時間は分けさせるようにしましょう。

好き嫌いをしている

人間の食べ物や、おやつなどの間食、嗜好性の高いウェットフードなど、普段の食事よりもおいしいものを頻繁に与えているといったことはありませんか? 食事の時間に満腹であるか、おいしいものの味を覚えて普段の食事に満足できなくなっている可能性があります。
しっかりと食事ができるようになるまでは、間食を控えさせましょう。

量が多い

普段の給餌量を見直してみましょう。
一度に食べ切れないほどの量ではありませんか? ドッグフードのパッケージに表示のある給餌量を守っていても、食べられる量には個体差があるため、その子にとっては多いのかもしれません。
少し減らして、食べ切れる量に調節してあげると良いでしょう。

以上4つのケースに当てはまる場合は、それぞれの対応策を講じ、簡単にドッグフードを変えないでください。
食べなくなれば違うものがもらえるということを覚えさせたり、わがままが許されると思わせてしまうためです。

これらのどれにも当てはまらない場合は、単純にいつものドッグフードに飽きてしまったということが考えられます。
せっかくの栄養バランスを考えた食事も、食べなくなっては意味がありません。
飽きてしまったのであれば、切り替えを考えてあげても良いでしょう。
完全に切り替えなくても、他のドッグフードとブレンドして与えるなど、飽きがこないよう工夫してあげるとまた食べるようになります。
健康面からみても、毎日の食生活を充実したものにしてあげたいですね。