ドッグフードはじめてガイド

開封後の缶詰ドッグフードの残りはどうしたらいい?

ドライフードと違って、水分の多いウェットフードは、一度開封してしまうと腐敗しやすいというのは周知のことと思います。 だからといって捨ててしまうのはもったいないですし、上手に保存して次の食事にも与えられたら良いですね。 そこで、できるだけ品質を保ったまま保存する方法についてご説明します。

ラップに包んで密閉袋へ

缶詰から中身を出し、一度に食べられる量ずつ小分けにして、ラップに包みます。 この時、空気に触れる面を極力少なくしてラップと密着させるのがコツです。 その後は密閉袋へ入れ、空気を抜いて密閉します。

真空容器がある場合は真空に

真空にできる容器やシーラーがある場合は、それを使うのがベストです。 とにかく「空気に触れさせない」のがポイントです。

冷蔵・冷凍する

空気に触れさせない対策をとった後は、冷凍庫で保存するのがおすすめです。
当日~翌日中に与えられる量であれば、冷蔵庫で問題ありません。

冷凍すれば数週間ほどはもつはずです。 与える際にはあらかじめ冷凍庫から出して自然解凍するか、電子レンジで様子を見ながら数十秒加熱して解凍します。 夏の暑い日などは半解凍くらいでシャーベット状にして与えると喜ぶかもしれません。

※電子レンジを使用する場合は、温めすぎにくれぐれも注意してください。
※この保存方法を行った際も、できるだけ早く消費しきってください。

また、食器に残った食べ残しは、もったいないですが保存せず捨ててしまったほうが良いと思われます。 口の中や唾液に含まれる細菌が腐敗を早めますし、空気に触れている時間が長いので、保存には向きません。 あらかじめ食べ切れる量を与えましょう。

ドライフードなどの総合栄養食と一緒に与えると、どうしても余ってしまったり、小型犬や小食な子は一度で食べ切れなかったという経験があるのではないでしょうか? 手間はかかりますが、保存をしっかりして無駄なく与えられるといいですね。