ドッグフードはじめてガイド

ドッグフードはどうやってふやかす?

子犬や高齢犬など固いドッグフードを食べることができない犬や、体調不良時の食欲がない時、食事で水分補給をさせたい時など、ふやかしたドッグフードは様々な場面で役立てることができます。
また、胃腸が弱い子に対しても消化吸収を効率よく行えるという点で、大きなメリットがあります。
今回は、最適なふやかし方をご説明します。

ドライフードのふやかし方

  1. ドライフードと同量のぬるま湯を用意します。
    (例:ドライフード30gに対して30㏄のぬるま湯を用意する)
  2. 容器にフードとぬるま湯を入れ、30分程度常温に置いておきます。
  3. 指でつぶしてみて、中に芯がなくふわっと柔らかくつぶれるくらいになれば与えられます。

※ぬるま湯の温度は人肌くらい(35~40度)が良いでしょう。
※熱湯や電子レンジでの加熱はビタミンなどの栄養素が壊れる原因となるので、必ずぬるま湯を使用します。

フードとぬるま湯の量は適宜調整してください。
ただし、ぬるま湯が多すぎるとフードが吸収しきれなかった水分が残りますが、これはフードの栄養素が解け出ているものですので、捨てずに与えてください。

30分の置き時間で、水分をすべて含んで噛む必要がなくなるため、離乳初期の子犬や高齢犬に適した柔らかさになります。
置き時間を半分~半分以下に短縮すると芯が残ったままの状態になると思いますが、これは離乳期後半、ふやかした柔らかいドッグフードから通常のドライフードに慣れさせていく過程で与えると良いと思います。

ふやかしたドッグフードの用意には時間がかかるため、事前に次の食事の分を用意しておくとスムーズに給餌できます。
1食分のドッグフードの量はこちらを参考にしてください。
しかし、水分を含んだドッグフードは腐りやすいので、次回の分以上は作らずなるべく早く与えるようにしましょう。